@用 土
底 土 鹿沼土、日向土、桐生砂など吸水性の良いものを用い、粒の大きさは8〜10ミリ程度。ゼオライトが入手できれば、根腐れ防止のため2〜3割混入する。(底土に赤玉土を用いるのは、用土がつぶれてよくない。)

中層土 鹿沼土、日向土、赤玉土を等量混合し、用土の大きさは4〜5ミリ程度。

上層土 上記の配合用土に山苔や水苔の細かいものを全体の1割〜2割程度混入する。用土の大きさは2〜3ミリ程度。

化粧土 朝明砂や富士砂、焼赤玉などの硬く重い土を使用。

化粧土は見栄えの問題だけではなく、表土へのコケの発生を抑え、通気性や透水性を確保すると共に、水やりの際、土が踊るのを抑える効果があります。

用土には、あまり神経質になる必要はありません。現在、栽培している用土で順調に増殖している場合、むしろ色々変える方が良くないことが多いです。

面倒な場合、ウチョウラン・チドリ用土などの名前で販売されている土を用いてください。

A鉢
3号〜3.5号(1号は3センチ)程度のポリ鉢や駄温鉢が良くできます。
大き目の鉢や浅鉢での大株作りは熟練を要します。もし平鉢などで作りたい場合は、高植え(用土を盛り上げる)にし、通気性と排水性を保ちます。

コケ玉づくりも良くできます。(蘭小屋がない場合、必ず半日陰に置くこと。)

B植え込み方
底土としてゴロ土を鉢底から約1センチ程度入れ、その上に中層土を2〜2.5センチ、上層土を2〜2.5センチ入れ、ジョウロ等で微塵を洗い流したあと、ピンセットや割り箸を使って球根を植えつけます。更にその上に化粧土を上層土が見えなくなるまでかけ、できあがり。

C管 理
芽出し以降、凍結直前までは腰水栽培(鉢底を1センチ程度水につけて栽培すること)します。開花時期に肥料を与えるときは、受け皿から吸わせるようにします。冬季は、鉢の土がやや湿り気を感じる程度まで水やりを控えた状態にします。

D肥 料
ハイポネックスなどの液肥を規程の倍率より薄め(2000倍程度)にして、真夏と冬季を除く成長期に月2〜3回与えます。鉢の中に、マグアンプKを2〜3粒入れておくと、肥料切れを補えます。

E消 毒
花の頃、地上部が倒れ、次々に伝染する病気が出ることがあります。このような細菌性の病気には、タチガレンやキノンドーが有効です。

※最大のポイント
岩千鳥の大敵は夏の暑さ。真夏の直射日光は絶対に避けてください。


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